横浜傾きマンションとココロ エレベーターの方針
ホームエレベーター(家庭用エレベーター)専門のメンテナンス(保守・点検)会社、ココロ エレベーターの入り口扉には、
2015年(平成27年)10月18日(日曜日)付けの、東京新聞27面の切り抜きが貼られています。
マンション問題「人生の計画ずれた」 建て替え 揺れる住民・・・の表題で書かれた
「横浜市都筑区のマンションで施工不良とデータ偽装が発覚した問題で、」・・・の一連の記事です。
ココロ エレベーターのお客様には、建築関係のお客様が多く、9月の横浜マンション問題が発覚してから
お客様からもっとも多くの声をお聞きしたのは、マンション施工不良の話でした。
大手不動産会社の「ブランド」を売りの人気物件で、多くのお客様がだまされた件は、
建築業界の信用を大きく損なう事例でした。
ただ建築業界だけにとどまっていないのは、明快です。
販売をした不動産会社、建築を請け負った建築会社、マンションにおいてもっとも大事な
杭打ちを担当した建材会社。三社とも一方でグループ会社がハウスメーカーとして
個人住宅はもちろん、ホームエレベーター付きの個人住宅も販売していますし、
ココロエレベーターでは、そのグループ会社3社が販売した,個人住宅を何軒も
ご契約いただいていますので、
無関係とは言い切れません。残念です。
ドイツの自動車メーカーの偽装、大手エアバッグメーカーの製品不良からの死亡事故、
そして、今回の傾いたマンション・・・など共通したことがあります。
大手のブランド力にあぐらをかいたメーカーが,ブランド力にふさわしい良い製品・物件を建造・製造・発売するのではなく
会社の利益率や効率重視で、粗悪な製品・物件を平気で販売していることです。
東京新聞の記事を、改めて引用すると、
〇「家族三人で暮らす主婦は(四二)は、夫の会社と娘の学校までの距離を考慮して購入した。『引っ越せば、子供の習い事も全部やめないといけない。建て替えの方が安心だけど、住民合意は簡単ではない』と話す。」
〇「一方、七十代の女性は『便利だと思って引っ越してきた。ついのすみかにするつもりだった』と建て替えには後ろ向き。
『安心して買ったのに。人生の計画が全部ずれて。嫌だね』と嘆いた。」
ココロ エレベーターでは, 毎日仕事に出かける前に、この東京新聞の記事を読んでから出発します。
油圧式ホームエレベーター(家庭用エレベーター)の異音トラブルに欠かせない、オイル(作動油・潤滑油)交換を
行う際も、この記事を読み返し、地道でまじめな仕事をコツコツしていきたいと思っています。
☆ブログにおける「メーカー」とは、特定の家庭用エレベーター(ホームエレベーター)メーカーを指すものではなく, 当社が保守・点検(メンテナンス)を実施した個別の お客様が所有されている各家庭用エレベーター(ホームエレベーター)の製造者又は設置者を指します。
☆ブログにおける「メーカー」とは、特定の住宅用ハウスメーカーを指す者ではなく、当社が保守・点検(メンテナンス)を実施した個別のお客様が所有されている各住宅用ハウスメーカーの製造者又は設置者を指します。